知っておくべき武道・格闘技業界に関する39の統計データ

Eran
Galperin
November 30, 2022

武道や格闘技のジムを経営するオーナーの収入の中央値が、他のジム経営者と比較して非常に高いことをご存知ですか?その理由が会員の継続率の高さにあるのか、あるいは会費の価格設定にあるのかは定かではありませんが、一つ確かなことがあります。近い将来にジムを開業しようと考えている場合、道場は優れた選択肢だということです。

成功の可能性を最大限に高めるには、業界の常識を理解することが重要です。これにより、人気のある道場を適正価格で運営できるようになります。  

道場を成功させるための重要な統計情報を、ぜひ本記事を通じてご確認ください。

  • 【早わかり】アメリカの武道・格闘技業界について
  • 事業と収益データ
  • 道場の顧客層
  • 最も人気のある武道・格闘技
  • 【年齢別】アメリカにおける格闘技の人気度
  • 【青少年向け】武道・格闘技業界
  • 武道・格闘技業界の動向
  • よくある質問

要点:

  • 2012年以降、アメリカにおける武道関連事業の数はいずれも年平均18.7%のペースで増加している。(Statista, 2021)
  • 2020年のアメリカにおける武道スタジオ(道場)の市場規模は81億6000万ドルであり、2022年には90億5000万ドルに拡大すると予測されている。(Statista, 2020)
  • アメリカの武道スクールの年間収益は平均114,657ドルである。(Gymdesk、2022年)

【早わかり】アメリカの武道・格闘技業界について

アメリカの武道・格闘技業界がどのように運営されているか気になる方は、以下のデータをご覧ください。全体として、アメリカの武道・格闘技業界は着実に規模を拡大しており、自身の道場を開業する計画がある方には朗報と言えるでしょう。

2021年、アメリカでは234万人がフィットネス目的で総合格闘技に取り組んだ。 ソース: Statista, 2021
2012年以降、アメリカの武道関連事業数は平均18.7%のペースで増加している。 ソース: Statista, 2021
2020年時点でアメリカには39,310の武道関連事業が存在し、2022年末までに50,490事業に増加すると予測されている。 ソース: Statista, 2021
2021年、アメリカでは103万人が総合格闘技の競技に参加した。 ソース: Statista, 2021

事業と収益データ

収益性の高いビジネスをお探しの場合、データが示す通り武道スタジオ(道場)は優れた選択肢です。業界全体の収益が成長しているだけでなく、武道・格闘技系のジムを経営するオーナーの収入の中央値が、様々なジム経営者の中でトップクラスであることが判明しています。道場の規模拡大も、決して難しいことではないでしょう。

アメリカの武道スタジオ(道場)市場は2020年に81億6000万ドルの規模であり、2022年には90億5000万ドルに成長すると予測されている。 ソース: Statista, 2020
様々なジム経営者の中で、武道・格闘技ジムを経営するオーナーの収入の中央値がトップレベルであることが判明した。 ソース: Statista, 2020
2021年、総合格闘技用具の卸売売上高は5億7800万ドルであった。 ソース: Statista, 2020
アメリカの平均的な武道・格闘技ジムは、2020年第3四半期に35,525ドルの支出があった。 ソース: Statista, 2020
武道・格闘技ジムの約50%が黒字である。 ソース: Statista, 2020
総合格闘技業界の雇用者数は2020年に61,280人であり、2022年には72,810人に増加すると予測されている。 ソース: Statista, 2020

アメリカの武道・格闘技スクールの年間収益(ジム規模別)

武道・格闘技が成長産業であることは確かですが、小規模なジムでは収益がどの程度なのか気になるところです。ここでは、ジムの規模に応じた武道・格闘技スクールのオーナーが期待できる収益額をご紹介します。 

  • 会員数が50人未満のアメリカの武道・格闘技スクールの平均年間収益は、$30,782。(Gymdesk, 2022)
  • 会員数が51人~100人のアメリカの武道・格闘技スクールの平均年間収益は、$72,410。 (Gymdesk, 2022)
  • 会員数が101人~200人のアメリカの武道・格闘技スクールの平均年間収益は、$154,433。 (Gymdesk, 2022)
  • 会員数が201人~300人のアメリカの武道・格闘技スクールの平均年間収益は、$269,962。 (Gymdesk, 2022)
  • 会員数が300人超のアメリカの武道・格闘技スクールの平均年間収益は、$369,209。 (Gymdesk, 2022)

アメリカにおける武道・格闘技別の年間収益

ジムの規模だけが収益に影響する要因ではありません。種目によって収益に差が生じる傾向があります。以下は、アメリカにおけるジム経営者が種目別に期待できる収益額です。

  • MMA(総合格闘技)は、アメリカで最も収益の高い分野であり、平均年間収益は$254,083。(Gymdesk, 2022)
  • ボクシングは、アメリカで2番目に収益の高い分野であり、平均年間収益は$152,544。(Gymdesk, 2022)
  • ブラジリアン柔術は、アメリカで3番目に収益の高い分野であり、平均年間収益は$139,193。(Gymdesk, 2022)
  • 空手は、アメリカで4番目に収益の高い分野であり、平均年間収益は$105,472。(Gymdesk, 2022)
  • テコンドーは、アメリカで5番目に収益の高い分野であり、平均年間収益は$103,455。(Gymdesk, 2022)
  • カンフーは、アメリカで6番目に収益の高い分野であり、平均年間収益は$74,783。(Gymdesk, 2022)

各国の武道・格闘技

アメリカだけが格闘技を愛しているわけではありません。世界各国の格闘技産業の現状をご紹介します。 

各国の武道・格闘技スクールの平均

平均年間収益(現地通貨) 米ドル換算 平均会員数
アメリカ $114,657 $114,657 112
カナダ $143,313 CAD $109,842 136
オーストラリア $75,767 AUD $52,108 114
イギリス £66,529 $78,276 143
EU €70,967 $70,557 159

ソース: Gymdesk, 2022

イングランドでは、2020年11月から2021年11月までの間、総合格闘技に160,600人が取り組んだ。 ソース: Statista, 2021
ブラジルにおいて、MMAは他のスポーツと比較して4番目に大きなファン層を有している。 ソース: Statista, 2022
2020年時点で、13,830の武道スタジオ(道場)が韓国では登録されている。 ソース: Statista, 2022
ウェールズでは、全国的に人口の約3%が、武道を始めたい、あるいはより積極的に取り組みたいと回答した。 ソース: Statista, 2022
オーストラリアでは、武道に取り組む人が約25万6700人いる。 ソース: Statista, 2022

道場の顧客層

典型的な武道を習う生徒は、7歳から12歳の男子か、25歳から34歳の男性です。この層は武道を習う層の約3分の1(34%)を占めています。また、女性は、空手やテコンドーを習う傾向が強いです。

平均的な武道教室の生徒層について、主な特徴は以下の通りです。

  • 武道・格闘技スクールの会員全体の約73%を男性が占めており、女性よりもはるかに高い割合で参加している。(Gymdesk, 2022)
  • 女性の参加率が最も高い二つの分野は、空手テコンドーであり、それぞれ全体の約31%と約35%が女性である。(Gymdesk, 2022)
  • ブラジリアン柔術柔道の会員は、男性が女性を約4対1の割合で上回っている。(Gymdesk, 2022)
  • カンフーの会員は、男性が女性を約3対1の割合で上回っている。(Gymdesk, 2022)
  • 武道・格闘技に最も多く習っている年齢層7歳から12歳で、全会員の約26%を占める。(Gymdesk, 2022)
  • 2番目に多い年齢層25歳から34歳で、全体の約21%を占める。(Gymdesk, 2022)
  • 武道・格闘技への参加が最も少ない年齢層55歳以上で、全体の約2%を占める。(Gymdesk, 2022)

最も人気な武道・格闘技

世界で最も人気のある武道・格闘技は何なのか疑問に思ったことはありませんか?世界的に人気のある武道・格闘技系のスポーツに関するデータは存在しませんが、いくつかの推測を立てるには十分な情報があります。ベトナムとポーランドで実施された調査によると、空手テコンドーは世界で最も人気のある武道の一つであることが示されています。

ベトナム

2021年の調査によると、ベトナムで最も人気のある武道・格闘技は以下の通りです。回答者はベトナム全国の13歳から65歳までを対象としています。

回答者の33%がテコンドーと空手の両方に取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2021
回答者の25%がボクシングに取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2021
回答者の24%がボビナムに取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2021
回答者の21%がムエタイに取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2021

ポーランド

ポーランド中央統計局(Central Statistical Office of Poland)が2020年に実施した調査に基づく、ポーランドで最も人気のある武道・格闘技は以下の通りです。

46,166人が空手に取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2021
26,362人が柔道に取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2019
10,407人が国際テコンドーに取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2019
9,540人がキックボクシングに取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2020
7,011人が柔術に取り組んでいると答えた。 ソース: Wellness Creative Co, 2022
4,249人がワールドテコンドーに取り組んでいると答えた。 ソース: Gymdesk, 2022
9,327人がボクシングに取り組んでいると答えた。 ソース: Statista, 2021
4,187人がレスリングに取り組んでいると答えた。 ソース: ABC Fitness, 2020

【年齢別】アメリカにおける格闘技の人気度

アメリカにおける総合格闘技の人気はいったいどれほどなのでしょうか?アメリカ国内の異なる年齢層におけるこのスポーツの人気度を以下にまとめました。 

18歳から34歳までの人々の約49%が自身を格闘技のファンと認識しており、そのうち16%は熱心なファンであると自認している。 ソース: Statista, 2021
35歳から44歳までの人々の約51%が自身を格闘技のファンと認識しており、そのうち17%は熱心なファンであると自認している。 ソース: Statista, 2021
45歳から64歳までの人々の約34%が自身を格闘技のファンと認識しており、そのうち8%は熱心なファンであると自認している。 ソース: Statista, 2021
65歳以上の人々の約20%が自身を格闘技のファンと認識しており、そのうち5%は熱心なファンであると自認している。 ソース: Statista, 2021

【青少年向け】武道・格闘技業界

武道スタジオ(道場)の会員を増やしたいとお考えですか?子どもや若年層は、ターゲット層として重要な存在です。若年層の武道・格闘技への関心度に関する統計データをご紹介します。 

武道・格闘技を習う子供たちは、平均して2.6年間そのスポーツを継続する。 ソース: Statista, 2022
2019年、アメリカの家庭が子どもの武道・格闘技の習い事に費やした年間費用の平均は$777だった。その内訳は以下の通りである。

・レッスン代: $467
・交通費: $107
・用具費: $86
・登録料: $82
・合宿費用: $25
ソース: Statista, 2020
平均的な子供は9歳までに武道・格闘技をやめる。 ソース: Statista, 2020

武道・格闘技業界の動向

過去5年間、アメリカの武道スタジオ(道場)業界の規模は年平均0.8%のペースで成長してきました。このデータは2017年から2022年までの期間を対象としており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる大きな影響があったにもかかわらず、業界全体として増加傾向を維持したことを示しています(IBIS, 2022年)。 

さらに、武道スタジオ(道場)業界は2022年にさらに3.9%の成長が見込まれています(IBIS, 2022年)。武道・格闘技業界の成長は、消費者がスポーツやレジャーに費やす時間と連動しており、これは通常、可処分所得や雇用状況の変化に影響されます。パンデミックによって従業員中心の雇用市場が到来したことで、2023年にかけてスポーツやレジャーに費やす時間が増加する可能性が高く、これは武道・格闘技業界にとって朗報と言えるでしょう。

よくある質問

武道・格闘技業界に関するよくある質問への回答を以下にご紹介します。

武道・格闘技はどの産業に分類されますか?

武道・格闘技はスポーツ・レジャー産業に分類されます。これには空手、テコンドー、キックボクシング、柔道、ボクシング、柔術、レスリング、ムエタイなどが含まれます。

世界で最も人気のある武道・格闘技は何ですか?  

現時点で最も人気のある武道・格闘技を決定的に示すデータはありませんが、ある程度の推測は可能です。ポーランドとベトナムでは、空手とテコンドーが最も人気のある武道・格闘技トップ3に入っています。 アメリカにおける事業やレビューを見ると、空手とテコンドーはやはりトップクラスの人気スポーツとなっています。

この傾向から、世界で最も人気のある武道・格闘技は空手かテコンドーのいずれかである可能性が高いと推測されます。

武道・格闘技はアメリカで人気がありますか?   

武道・格闘技はアメリカで人気のスポーツであり、18歳から44歳までの人々の約50%が自身をファンと認識しています。これらのファンのうち、約5人に1人は熱心なファンと自認しています。

全体として、武道・格闘技業界は成長市場であり、収益性向上の兆しが見られます。ジム経営者や開業予定者は、空手やテコンドーなど人気の武道を提供することで、顧客の集客に役立てられます。

ジム運営では管理体制の確立も重要です。Gymdeskの管理ソフトウェアは、請求処理・会員管理・予約管理などを効率化し、業務を大幅に簡素化します。これにより、指導という本来の業務に集中することが可能になります。

Table of Contents

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FAQ

Martial Arts FAQ

What Industry Does Martial Arts Fall Under?
Martial arts falls under the sports and leisure industries. It includes such disciplines as karate, taekwondo, kickboxing, judo, boxing, ju-jitsu, wrestling and muay Thai, to name a few.
What Is the Number One Martial Arts in the World?
While there is currently no data that can definitively tell us the most popular martial art form, there is enough to make an educated guess. In both Poland and Vietnam, karate and taekwondo are among the top three most popular martial arts. When looking at businesses and reviews in the U.S., karate and taekwondo are again among the top sports. Given this theme, the most popular martial art in the world is very likely to be either karate or taekwondo.
Are Martial Arts Popular in the U.S.?
Martial arts is a popular sport in the U.S., with about 50% of people ages 18-44 considering themselves a fan. Of these fans, nearly 1 in 5 would consider themselves an avid fan. Overall, the martial arts industry is a growing market with positive signs for profitability. If you’re a gym owner or prospective owner, you can help people find your gym by offering popular disciplines like karate and taekwondo.
Eran
Galperin
Founder of Gymdesk & BJJ Black Belt

Eran Galperin is the founder of Gymdesk, modern gym management software used by fitness and martial arts gyms worldwide to run more profitable, member-focused businesses.

Over nearly a decade, he grew Gymdesk from a bootstrapped side project into a multi-million dollar SaaS platform serving thousands of gym owners across Brazilian Jiu-Jitsu, MMA, karate, fitness, and specialty studios. Working closely with owners at every stage—from first-time school operators to multi-location franchises—he’s seen what truly drives sustainable growth, retention, and smooth operations.

Before Gymdesk, Eran spent years building and scaling software products as a founder, CTO, and engineer. That experience shapes his practical approach to pricing, systems, automation, and technology stacks for gyms: simple, efficient, and focused on real-world results.

Today, Eran writes about gym operations, martial arts business strategy, and software for owners who want to grow without sacrificing the culture that makes their gym special.

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